【とある社員の持ち家計画(マイホームプラン) その44】 リビング階段の入り口にロールカーテンを付けてみた件

2021.01.17


こんにちは、不動産ドットネット愛知の佐藤です。

お客様に色々な提案が出来るよう、実費で自宅に様々なオプション工事を

行ってきましたが、今回は掲題の通りリビング階段の入り口に

ロールカーテンを設置してみました。

もちろん目的は夏場・冬場のリビングエアコンやガスファンヒーターの

効きをよくする為なのですが、

結論から言えばわざわざ実験しなくても確実に効果がある事は

分かっているんです。特に暖房ですが、暖かい空気は上に昇っていくので

階段を塞いでやれば効果はてきめんですし、単純に開口を減らせば

冷房にしろ暖房にしろ効きは良くなります。

それでも自分でやってみたこともないのに

「オススメですよ!」とはなかなか言えないので…

といったところです。

まぁ僕の自宅は既に色々な装備・設備の実験台のような状態なので(笑)

ちなみに、以前ご紹介した階段室の遮光・遮熱仕様

ロールスクリーンと同じく、施工はカーテンのサンレジャンさんに

依頼しました。

安直に「ロールカーテンなんて、市販品を買ってきて自分で

設置すればいいじゃん」と考えてしまいそうですが、

階段室の天井から床までをカバー出来るようなものは

基本的にはオーダーした方が早いと思います。

(物件によって天井高が違うし、市販のスクリーンは

基本的には窓用なので丈が足りない)

…というわけで、いきなりですが設置後の写真です。

階段の手摺側にスクリーンのボールチェーンが来るように

向きを指定しました。ボールチェーンが目立つと

美観に関わるので、器具とチェーンを

壁と同色の白にしてあります。

(メーカー、シリーズにもよりますが、黒系や茶系のバリエーションあり)

こちらがスクリーンを下したところ。

色は建具と同色の濃い茶系にしました。

まぁうちの内観からすると白か茶の2択になるんですけど、

白系だと汚れがつくと目立つかなぁ…というくらいの理由です。

このスクリーンはウォッシャブル仕様なので、丸洗いや

濡れた布巾で汚れをふき取る事も出来るんですけどね。

ちなみにどこに設置されているかと言うと…

階段室の入り口上部の裏側に隠すように設置しています。

リビング側からだと、しゃがみ込んで見上げないと

見えません。(もちろん、踊り場からは見えてしまいますが)

この一見収まりの良さそうな設置方法ですが、

決して100点満点とは言えません。

何故なら、階段の内側に器具を設置する事によって、

下ろしたスクリーンと開口の両端との間に1~2センチ弱の

隙間が生まれてしまうからです。

(チェーンや器具自身の出シロが左右にある為)

先ほどのスクリーンを下した画像でも、よーく見ると隙間が

空いているのが分かると思います。

↑リビングから見て左の隙間

↑右側の隙間

正直この程度の隙間は全然問題ないのですが、

それでも完璧に…と言うのであれば、

スクリーンを開口より大きくして、器具を

階段室入り口より外、リビングの天井に設置

すれば開口全体を覆う事が可能です。

…可能ではあるのですが、個人的には見栄えが

良くないと感じたので、多少隙間が空いてでも

内側への設置に拘りました。

前述のように、隙間が空いた事によるロスは

体感では全く分からないレベルです。

冒頭で結論に触れてしまっているので

何ですが、結果として効果は体感出来ました。

分かっていた事なので感動はちょっと薄いのですが、

エアコンの効きが良くなるという事は

省エネにも繋がるので間違いなくメリットはあります。

この家はそれなりに断熱がしっかりしているので、

リビング階段であってもそんなにエアコンの効きが悪くて

困ることは無いのですが、強いて言えば

階段室入り口脇の奥まった通路はこれまでよりも

暖かくなったと思います。

↑左の手前が階段。(スクリーンを下ろしています)

ちなみに今回の工事は設置費込みで25,300円(税込)でした。

ご興味がある方は、是非検討してみて下さい。

あと、注文住宅では設計段階から階段室の入り口に

引き戸を付けるパターンも増えていて

確かに収まりも見栄えも良いのですが、

実はこれも完璧というわけではありません。

と言うのも、引き戸という事は扉を引き込むスペースが

必要になるからです。階段の場合は、単純に

入り口の開口の横に扉がスライドしてくるわけですが、

戸袋部分になる壁にはスイッチやインターホンの類が

設置出来ないからです。

最近の家は耐震性が増したせいか極端に壁が少なくて

開口だらけの間取りが増えているので、スイッチや

ニッチ、インテリアを飾る壁を最低限確保する事が

ポイントになっているので、その壁を引き戸の戸袋でつぶして

しまうのはもったいないかもしれません。

自分も、壁を十分確保した上で階段に引き戸の備わった家は

豪華に見えて好きなのですが、

うちの場合は階段の隣に収納を作りたかったので

採用出来ませんでした。

そんなわけで、今回の実験(?)とその結果は以上になります。

他にも追加工事の予定と構想はあるので、

進捗がありましたらまたご報告させて頂きます。

それでは、また。

不動産ドットネット愛知 佐藤

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